群馬県片品村のお客様から後付け床暖房のご依頼を頂きました。
リビングに薪ストーブは有るのですが、寝室やトイレ、洗面所、2階の個室などが寒いので暖かくしたいとの事です。ログハウス住宅で床はパイン材です。残念ながら無垢のパイン材は熱を加えると伸縮するため床暖房の取り付けには不向きな床材となります。お客様にご理解を頂き温水パネルヒーターの取り付け工事に変更をさせて頂きました。ボイラーとヘッダーは北側に取り付けて地下室に温水配管を通して工事をします。地下室には天井が貼って有り、1階の床を見て確認が出来ないので、電気配線などを切断しない様に穴あけ作業は慎重に行い時間が掛かりました。
暖房ボイラーはエコフィールボイラーで、雪に埋まらない様に基礎に架台を取り付けその上に設置をします。積雪が有り地面も凍結しますのでコンクリートの基礎打ちその上に石油タンクを設置しました。寒冷地では効率が良くないエコキュートも石油エコフィール給湯機に交換しました。
写真に写っていますが屋根の雪が解けています。薪ストーブの時は屋根の雪が解けた事は無かったそうです。パネルヒーターをバランス良く7台も設置しましたので暖かいログハウスに成りました。
古い床暖房ボイラーは経年劣化で暖まりが悪くなっています。
新しいエコフィールボイラーに交換すれば1年で数万円の石油代が節約できます。
10年では10万円以上の節約になります。
古い床暖房ボイラーは突然壊れます。壊れても部品が無く修理は出来ませんので早目の交換をお勧めいたします。
ヒーティングサービスでは交換した古い床暖房ボイラーを研究のために保管して活用しています。