



栃木県宇都宮市のお客様から全館暖房の後付け工事のご依頼を頂きました。
大きな住宅でパネルヒーターが12台、和室の床暖房が1部屋となります。全館暖房ですから、食堂台所、廊下、玄関、和室1、和室2、和室3、トイレ、洗面所、応接室(2台)、2階寝室、2階洋室で合計12台のパネルヒーターを設置しました。和室の居間だけは出入り口や、押し入れなどの引き戸が有りパネルヒーターの設置が出来ないので、床暖房を設置しました。後付けですからヘッダーからの温水配管は床下から配管工事をします。増築部分も有り基礎の人通口が狭く通るのが大変でした。
2階のお部屋が2室有りますが、1階の床下から壁の中、1階の天井を通して2階の床に穴を開けて配管します。やってみないと分からない部分も有り大変でしたがどうにか配管工事が出来ました。
和室はパネルヒーターを設置する部分に床を貼ります。その部分だけを畳屋さんに依頼して畳を小さく加工してもらいます。
床暖房を設置する和室は厚さ60ミリの畳を外し、床暖房パネルを設置します。その上に薄い床暖房畳を敷いて完成となります。
全館暖房は室内が同じ温度に成りますので健康的に生活できますね。
古い床暖房ボイラーは経年劣化で暖まりが悪くなっています。
新しいエコフィールボイラーに交換すれば1年で数万円の石油代が節約できます。
10年では10万円以上の節約になります。
古い床暖房ボイラーは突然壊れます。壊れても部品が無く修理は出来ませんので早目の交換をお勧めいたします。
ヒーティングサービスでは交換した古い床暖房ボイラーを研究のために保管して活用しています。