灯油を入れ忘れて燃料切れを起こして困った事はありませんか?。
そんな時のために『灯油ボイラーのエアー抜き』を説明します。
最近のリモコンは優れ物で故障診断機能が付いていて故障原因をエラーコードで教えてくれます。
長府製作所のボイラーリモコンですと(E1)が出た時は燃料切れが多いです(たまに燃焼系の故障も有ります)。
1、先ずは灯油タンクに灯油を出来るだけ多く入れます(灯油が多いほどエアーが抜きやすい)。
2、次にボイラーのカバーを開け右下に有るオイルストレーナのエアー抜きバルブを1周位ゆるめます(まわし過ぎて取れてしまうと入れるのが大変)。
3、オイルタンクから灯油が流れて配管の中に入った空気を押し出しエアー抜きバルブの隙間から空気と灯油が混ざった物が出てきます。
次に灯油だけが出てきたらエアー抜き完了です。
4、こぼれた灯油はきれいにふき取ってください。
5、家の中に入りリモコンの運転スイッチを1回入り切りしてリセットすればボイラーが運転し燃焼します。
灯油は入れた日をカレンダーなどに印をしたりして残り3分の1に成ったら給油する様にしてください。
ボイラーの点検などを行う時は必ず電源プラグを抜いてから作業を行ってください。
古い床暖房ボイラーは経年劣化で暖まりが悪くなっています。
新しいエコフィールボイラーに交換すれば1年で数万円の石油代が節約できます。
10年では10万円以上の節約になります。
古い床暖房ボイラーは突然壊れます。壊れても部品が無く修理は出来ませんので早目の交換をお勧めいたします。
ヒーティングサービスでは交換した古い床暖房ボイラーを研究のために保管して活用しています。