事記録

灯油に水が混入して不着火に

寒い日が続きますね、1年で1番寒い時期になりました。
ここ藤岡市でも-3℃が昨日今日と2日続いています。

さて、寒い日時期に起こりやすいのが灯油タンクに混入した水が凍結してボイラーが燃焼しなくなるトラブルです。
この寒い時に床暖房が使えなくなったら、何て考えただけでも風邪をひきそうですね。

築8年の桐生市の可愛らしい赤ちゃんがいるお宅からお電話を頂き修理に行って来ました。
お話しを伺うと、昨夜から急にE-3(途中失火)やE-1(不着火)がリモコンに出てボイラーが燃焼しない状態だそうです。
早速、電磁ポンプを点検しますが、灯油は来ています。
バーナーを外し汚れていた燃焼筒を清掃し、ノズルを交換して運転を試みますが、燃焼しません?
イグナイターが故障してスパークしないのかと確認しますがちゃんとスパークしています。
おかしいなとノズルから出ている灯油の臭いをかいで見ると、灯油の臭いがしません?ノズルから出ていたのは水だったのです。
灯油タンクの水抜きバルブから灯油を抜いて見ると、黒く汚れた水がたくさん出てきました。
灯油タンク下のオイルストレーナーを外して見ると水と錆で一杯です。
ボイラーの中のオイルストレーナも外して見ると水と白い石灰の様な物で一杯になっていました。
不着火の原因はオイルタンクの中に溜まった水が2つのオイルストレーナーを通り越してボイラーまで行ってしまった事で起こったトラブルだったのです。
2つのストレーナーとオイル配管をしっかり清掃し運転をしてみると、ボイラーは燃焼しました。

灯油タンクとボイラーを繋ぐオイル配管の中に水が入ると、氷点下になるこの時期には凍結してしまい灯油の流れを止めてボイラーが燃焼しなく成ってしまいます。
灯油タンクの水抜きは定期的に行いたいものです。

床暖房の定期点検、修理のご依頼は床暖房専門店のヒーティングサービスまでお電話下さい。
TEL0274-50-1237です。

品供給困難油だき温水ボイラー(床暖房ボイラー)

古い床暖房ボイラーは経年劣化で暖まりが悪くなっています。
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古い床暖房ボイラーは突然壊れます。壊れても部品が無く修理は出来ませんので早目の交換をお勧めいたします。
ヒーティングサービスでは交換した古い床暖房ボイラーを研究のために保管して活用しています。