事記録

灯油、ガス、電気の単価比較

今日はエネルギーの単価比較をしてみたいと思います。

エネルギーは灯油、ガス、電気です。
ガスはプロパンガスと都市ガスが有ります。

灯油はリットル単価、ガスは立米単価、電気はキロワット単価です。
そしてそれぞれ発熱量kcal(キロカロリー)が異成ります。
それをkwhに換算して単価を割るとエネルギーの単価になるのです。
変換するのには 0.001163を掛けます。
少し難しいので下の数字を見てください。
 
灯 油  70円/ℓ  8,767kcal 6.86円
LPガス 300円/㎥ 24,000kcal 10.75円
都市ガス150円/㎥ 10,306kcal 12.51円
電 気  30円/kwh 860kcal 30.00円
      
ご覧の通り、灯油が1番安く成ります。
灯油を1として比較すると

灯 油   1.00
LPガス  1.57
都市ガス  1.82
電 気   4.37

*これは、群馬県藤岡市の私の自宅価格が基準で地域や業者によって異なります。
藤岡市は灯油も安いガソリンスタンドが多いです。現金ならさらに安く65円の所もあります。
自宅はLPGガスです。最近420円の業者から300円の業者に変えました。(基本料金は1,000円)

上の比較を見ると電気が1番高いのがわかります。
ほとんどの電機は火力発電で作られています。灯油や石炭、ガスが燃料となっていますので高いのは当たり前なのです。

次にエネルギーを使う器具はどうでしょうか?
電気のエコキュート80万、IHクッキングヒーター20万、暖房ヒートポンプ60万とどれも高額です。

灯油ガスの器具はどうでしょか?
灯油ガス給湯機35万、ガスコンロ10万、灯油ガスボイラー30万と電気の器具の約半額です。

電気を使うエコキュート、暖房のヒートポンプはエネルギー消費効率
(COP)が4.5とかの物があります。
これは投入エネルギーの4.5倍の出力を出せると言う意味なのですが、
その実際は2倍程度がほとんどです。
気温の高い夏の効率は良いのですが、気温が低い冬では外気の熱を利用するヒートポンプの効率は残念ながら著しく低下して今うのです。

灯油ボイラー、給湯機には高効率のエコフィールが発売されました。
高効率で燃費は良くなり、音も静か、臭いも臭くなくなりました。

ガスボイラー、給湯機にも同じく高効率のエコジョーズがあります。

エコフィール、エコジョーズともに今までは捨てていた排気ガスの熱200℃を再利用して燃費を良くした仕組みです。

エコキュートは80万円、灯油ガスの給湯機は35万円、差額45万円ですが
耐用年数を10年とすると1年あたり45,000円の燃費の差が必要となり
ランニングコストの差で初期投資の45万円を回収するのは難しいと思います。

器具、機器は必ず10年から15年で壊れます。
高い器具ほど修理費も高く交換費用も高くなります。
余り高い設備を新築の時に取り付けてしまうと後が大変です。

最後に私の自宅は
ガスコンロだけがLPGガスで床暖房と給湯機は灯油です。
私なりに考えたベストミックスです。
エネルギーの仕組みが少しでもわかって頂き皆様の参考になれば幸いです。

ヒーティングサービス 清水

品供給困難油だき温水ボイラー(床暖房ボイラー)

古い床暖房ボイラーは経年劣化で暖まりが悪くなっています。
新しいエコフィールボイラーに交換すれば1年で数万円の石油代が節約できます。
10年では10万円以上の節約になります。
古い床暖房ボイラーは突然壊れます。壊れても部品が無く修理は出来ませんので早目の交換をお勧めいたします。
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