吹き抜けの有るお宅の暖房について考えて見ましょう。
お風呂のお湯が上の方は熱くて下のほうが冷たいのはなぜですか?
それは温められた水は膨張して体積が増え軽くなり上に行くからなのです。
空気も同じで暖められた空気は体積が膨張して軽くなり自然と天井まで上ってしまいます。ですから空気を暖めるエアコンやファンヒーターなどの温風式の暖房機では天井付近ばかり熱くて足元が冷たい状態になってしまうのです。
その時の温度は天井35℃中間25℃床面15℃位な温度差になります。
床暖房では床面が25~27℃と一番暖かくて中間18℃天井18℃位の温度と成ります。
床暖房は床からの輻射熱でお部屋を暖めるので、直接空気を暖める暖房機と違い空気の上昇は起こらないのです。
ですから床暖房は頭寒足熱で快適なのですね。
吹き抜けや、今流行のリビングに階段が有るお宅では足元から暖まる床暖房をお勧めいたします。
古い床暖房ボイラーは経年劣化で暖まりが悪くなっています。
新しいエコフィールボイラーに交換すれば1年で数万円の石油代が節約できます。
10年では10万円以上の節約になります。
古い床暖房ボイラーは突然壊れます。壊れても部品が無く修理は出来ませんので早目の交換をお勧めいたします。
ヒーティングサービスでは交換した古い床暖房ボイラーを研究のために保管して活用しています。