作業4日目、今日からは断熱工事にかかります。
在来工法住宅の床組みは大引きの上に根太を303ミリ間隔で施工し その上に床下地材をはり仕上げに床板がはってありますが、このお宅ではフリーフロアタイプの床組みのため 大引きも根太も無く従来の断熱材は使う事が出来ず新しい断熱工法が必要と成りました。
床下には点検口から入っているために大きな断熱材では入れられませんし、床材の厚みが40ミリなので高性能の断熱材が求められます。
そこで今回使用することに決めたのが遮熱シートタイプの断熱材です。
性能はスチロール系断熱材の80ミリ相当、グラスウール系断熱材の130ミリ相当と言われかなりの高性能です。
又、シート状のためカットすると持ち運びやすく床下での作業にも適しています。
但し、新しい物を使うには必ず工事で注意する事が有り 遮熱シートタイプの断熱材では重要なポイントが2つ有ります。
それを守らないと断熱性能は数段落ちてしまい床暖房が暖まらない事も有りますので注意をしながらの工事となりました。
古い床暖房ボイラーは経年劣化で暖まりが悪くなっています。
新しいエコフィールボイラーに交換すれば1年で数万円の石油代が節約できます。
10年では10万円以上の節約になります。
古い床暖房ボイラーは突然壊れます。壊れても部品が無く修理は出来ませんので早目の交換をお勧めいたします。
ヒーティングサービスでは交換した古い床暖房ボイラーを研究のために保管して活用しています。