事記録

エコキュートの効率

最近流行のエコキュートですが、全ての地域で効率良く使える訳では有りません。
大気の熱を使ってお湯を沸かすのですから、気温が低ければ大気のエネルギーも少ないので当然に効率は下がります。
ヒートポンプの特性で気温が5℃以下になると熱交換機に霜が付き、その霜を取る為に運転が止まってしまいます。
寒冷地仕様も有りますが、熱交換機に効率の悪いヒーターが付いているだけなので電気のムダ使いです。
 さてエコキュートはヒートポンプ熱交換機と貯湯タンクで出来ています。
深夜電力を使い、真夜中から朝方にかけて90℃までお湯を沸かし
370ℓとか460ℓのタンクに貯めますがそのほとんどは
沸かしてから12時間以上経った夜にお風呂で使う訳ですから、
自然と冷めますし気温の低い冬期には放熱ロスが多くなります。
放熱や追炊きでお湯が少なくなると通常の高い電気でお湯を沸かしますしますから電気代は当然高くなります。

 また安い深夜電力ですが、実は放射性廃棄物を出す原子力発電(原発は運転を制御出来ないから夜間でも運転したまま)と
CO2を大量に出す石炭火力発電(石炭が一番安いから)で出来ていますので
電気代が安いからと言ってムダ使いをしてしまうと地球環境の破壊につながりますから注意してください。
総合的にエコキュートを使うには気温が5℃を下回らない地域での使用をお勧めいたします。

品供給困難油だき温水ボイラー(床暖房ボイラー)

古い床暖房ボイラーは経年劣化で暖まりが悪くなっています。
新しいエコフィールボイラーに交換すれば1年で数万円の石油代が節約できます。
10年では10万円以上の節約になります。
古い床暖房ボイラーは突然壊れます。壊れても部品が無く修理は出来ませんので早目の交換をお勧めいたします。
ヒーティングサービスでは交換した古い床暖房ボイラーを研究のために保管して活用しています。