事記録

床暖房のランニングコスト

今朝は、私が住んでいる群馬県藤岡市でも気温が0℃になりました。
車のフロントガラスが凍ってしまい大変でした。
 さて今日は床暖房のランニングコストについてお話します。
床暖房のランニングコストは使うエネルギー(電気、ガス、灯油)の単価と住宅の断熱性能とエネルギー消費効率(COP)で決まってしまいます。
住宅の断熱性能が良ければ、暖房の負荷が少なくなりランニングコストもお安くなります。
使うエネルギーが高ければランニングコストももちろんた高くなります。
エネルギーの単位MJ(メガジュール)での単価は
 *灯油     2.0円
 *深夜電力   2.5円
 *都市ガス   2.6円
 *プロパンガス 4.1円
 *電気      6.7円
   となり灯油が1番安く電気が1番高くなります。

 次にエネルギー消費効率ですが、灯油ボイラーやガスボイラーのCOPは0.85~0.9です。
ヒートポンプのCOPは3程度となります。
 エネルギーで1番高いのは電気ですが、ヒートポンプを使うと気温0℃のCOPを2として計算しても、6.7÷2で3.3円となり都市ガスの次に安くなるのです。
ヒートポンプの効率は外気温7℃の性能ですから、外気温が0℃となる今頃ではもちろん効率は低下して実際のCOPは2程度で計算するのが良いと思われます。
 次に深夜電力とヒートポンプを組み合わせて見ると、2.5÷2は1.3円となり低コストの床暖房となりそうです。
深夜電力は23時から翌日の7時までですから他の時間帯は高い電力を使う事になります。
又、ヒートポンプは灯油ボイラーに比べて温水の温度が低く連続運転を必要とし運転時間は長くなりますが灯油と同等程度のランニングコストは期待出来そうです。

床暖房のヒートポンプは価格も灯油ボイラーに比べ高価ですが、少しずつ性能は上がってきています。
ヒートポンプの特性を活かした工夫をすれば灯油ボイラーに取って代わるかもしれません。

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